
季節外れの雪が降った4月の中旬、JRのハイキングイベントに参加する予定で横川に行きました。
しかし、残雪の影響もあり、ハイキングはやめて温泉でのんびりすることにしました。
当日は、臨時列車の「快速碓井号」に揺られて、横川まで一直線。
(列車に雪が積もっているのがわかりますか??)

横川駅は、長野新幹線ができるまでは信越本線の名所としてにぎわった場所です。
というのも、横川から先の軽井沢方面に向かう場合、急な上り坂があったため、力を補助する電気機関車を連結する必要がありました。
そのため、この駅ではすべての列車が停まりました。その停車時間に売られていたのが、あの駅弁「峠の釜めし」です。
現在、長野新幹線ができて、信越本線の横川~軽井沢は廃止になりました。
その区間が、現在はハイキングコースになっています。

横川駅の駅前には、「鉄道文化むら」という施設があり、ここからトロッコに乗って行くことができる温泉が「峠の湯」です。
このトロッコ、実は、廃止になった旧信越本線の線路の一部を利用して運転されています。
この日は、早朝まで降り積もった雪の影響で、トロッコに吹く風が少し冷たかったです。
降り積もった雪と、満開を少し過ぎた桜を一緒に眺めながら、トロッコは進んでいきます。
そして、終点の「峠の湯駅」へ。
「峠の湯」から眺める景色は、最高です。
少し冷たい春の風も、露天風呂でほてった体が、適度に冷えてきもちよかったです。
みなさんも、トロッコに乗って「峠の湯」を訪れてみてはいかがでしょうか??
2010年5月6日